合戦場のしだれ桜
- Tatsuo Muto

- 2022年5月4日
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更新日:4月20日

「合戦場(かっせんば)のしだれ桜」は、福島県二本松市にあります。合戦場の名前の由来は、源義家と阿部貞任・宗任兄弟が戦をした古戦場が由来となっています。推定樹齢は約200年。一本桜に見えますが、実は2本の桜が並んでいます。三春の滝桜の孫桜と言われていますが定かではないそうです。
この桜の写真は、ちょっと下がった土手の斜面から土手に咲く菜の花を絡めて撮るのが定番ですが、私が訪問したのが昼前で大勢の観光客でごった返していたため、そのアングルでは撮ることが出来ませんでした。なので、人が入らないギリギリのところに三脚を設置し、見上げるようなアングルで撮影しました。「これはこれで悪くないよな」と勝手に自己満足しています。
なお、合戦場のしだれ桜は数年前より衰えが見え始め、多くの枝が枯れ落ちて、現在はこの姿を留めておりません。これから長い月日をかけて養生して、再生の道を探っていきますが、この美しい姿を観ることが出来なくなってしまったのは、何とも残念であります。



