「圓光寺」は京都市左京区にある臨済宗の寺院です。1601年に徳川家康が国内教学の発展を図るために建立したのが始まりで、圓光寺学校が開かれると僧俗を問わず入学を許したそうです。「伏見版」または「圓光寺版」と称される多くの書籍を刊行し、その後、尼寺であった時期を経て現在に至ります。
写真は本堂から見た「十牛之庭」と呼ばれる庭園の風景です。ここは秋の紅葉の時期がとくに美しいのですが、梅雨の時期もまた趣があり素晴らしいです。撮影に際しては、左右の柱の位置がなるべく対称になるように構図を調整し、境内は三脚使用不可なためカメラを床に置くことでブレを防止し、財布を床とレンズの間に挟み込んで上向きに角度を付けて撮影しました。また、上部が黒潰れしないように露出には気を付けました。床の赤い絨毯が良いアクセントになっていますね。
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