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  • 執筆者の写真Tatsuo Muto

弘法寺 名桜と水(たまり)鏡



 弘法寺(ぐほうじ)は日蓮宗の寺院です。寺院の境内には推定樹齢400年のエドヒガンシダレがあり、里見八犬伝の伝承から「伏姫桜」と呼ばれ、地元で親しまれています。満開日の夜にまとまった雨が降り、翌朝は雲一つない日本晴れ。「これは狙えるかも」と思い、急いで現地入りすると、果たして桜の手前には大きな水たまりが出来て水鏡状態となっていました。理想に近いコンディションということで、興奮して鼻血を出しながら撮影したのがこの写真です。(嘘)ただ、狙いを持って訪問して狙い通りの写真が撮れたことは大変嬉しいのですが、四つん這いになって地面すれすれにカメラを構えて撮影したたため、私の肘と膝が泥だらけになってしまいました。

惜しむらくはこの名桜ですが、数年前より樹勢に衰えがみられ、枝を大きく伐採してしまったために、今はもう、このような美しい姿ではなくなってしまっています。

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