「愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)」は、京都市右京区にある天台宗の寺院で、今から約1250年前に称徳天皇がここに寺院を建てたのが始まりです。その後は荒廃の一途をたどりましたが、1981年に仏師であり時の住職でもある西村公朝氏が「寺門興隆を祈念して境内を羅漢の石像で充満させたい」と発願し、素人の参拝者が自ら彫って奉納する『昭和の羅漢彫り』が始まりました。羅漢像は10年後には千二百体に達し、今に至ります。羅漢は参拝者がそれぞれの思いを込めて彫っているので千差万別で味わいが深く、いつまで見ていても飽きることがありません。
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