top of page

佐助稲荷神社


 鎌倉の住宅街の中にある「佐助稲荷神社(さすけいなりじんじゃ)」は、元々は鶴岡八幡宮の境外末社でしたが、明治42年に独立しました。「佐助稲荷」の名前は「兵衛佐(ひょうえのすけ)」という官位から「佐殿(すけどの)」と呼ばれていた頼朝の元に翁が表れ枕元で挙兵を勧めたことに由来しているそうです。後に頼朝が武家政権を築き上げたことから「出世稲荷」とも呼ばれています。

 朱の鳥居が林立する山道を登ると、所々でお稲荷さんの使いである狐の石像に出会えます。石像の多くは歴史の重みを感じさせる味わいのあるもので、あまり観光地化されていない、鎌倉らしい風情がそこにあります。

Copyright (c)  Tatsuo Muto.  All rights reserved.

※ サイトに掲載されている写真の無断複写・転載等の利用、使用を禁止します。

bottom of page