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執筆者の写真Tatsuo Muto

稲掛の朝



「大山千枚田」は千葉県鴨川市にあります。 東京から最も近い棚田と言われており、日本で唯一の雨水のみで耕作を行っている水田です。この手入れの行き届いた美しい棚田からは、美しい朝陽を拝むことが出来ます。

 この日はちょうど収穫直後で、棚田には収穫した稲を干す「稲掛」が並べられていました。未明から雲が多く「今日はハズレかな」と諦めかけていたら、雲間から数分間だけ朝陽が差してくれました。雲が多い方が印象的な写真になってくれるのですが、多すぎると朝陽が拝めません。この辺りの「当たり」「外れ」は本当に紙一重です。

 なお、この写真はEV0.7ステップでオートブラケティングで9枚連写したRAWデータをPhotomatix Proに取り込んで露出合成しています。

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