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執筆者の写真Tatsuo Muto

千畳敷カール 錦秋



「千畳敷カール」は中央アルプスにある標高2600mの窪地です。 2600mといってもロープウェイで一気に登ることが出来るので、アクセスは容易です。ちなみに、ロープウェイの千畳敷駅は日本で最も高地にある駅だそうです。氷河の浸食によって削り取られた「カール」と呼ばれる地形は、夏には多くの高山植物が咲き、秋には美しい紅葉風景を見せてくれます。

 私が訪問したときは、まだ9月下旬にもかかわらず丁度紅葉が最盛期を迎えていました。 定番構図ではありますが、宝剣岳を主役にして右上に配し、紅葉が最も綺麗な場所を選んで構図を決め、流れる雲が山に影を作ったタイミングでシャッターを切りました。

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