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大沼池
「大沼池」は、上信越高原国立公園特別保護地区内志賀山の北東に位置しています。大「沼」「池」という名称ですが、志賀山からの溶岩流で川がせき止められて誕生した志賀高原最大の「湖」です。湖の水はpH4.4の強酸性のため魚は生息しておらず、湖面は天候によってコバルトブルーやエメラルドグリーンに見えます。この湖の畔には、志賀高原の守り神である大沼池の大蛇を祀った大蛇神社の鳥居が立っていて、新緑とコバルトブルーの湖面に赤い鳥居が映えて、大変フォトジェニックです。私が訪問したときは風がそこそこ吹いていて、湖面がなかなか穏やかにならずやきもきしましたが、風が収まったタイミングを計ってケーブルレリーズを押しました。


堅忍不抜
「日本寺」は千葉県安房郡鋸南町にある曹洞宗の寺院です。境内には「千五百羅漢」と呼ばれる1,553体の羅漢像が安置されていますが、これは江戸時代後期に石工・大野甚五郎英令が門弟27人と共に21年の歳月をかけて彫ったものです。ただ、明治時代の廃仏毀釈のため多くの石像の首が刎ねられており、痛々しい姿で現存しています。 日本寺の境内を散策しながら千五百羅漢を眺めていたら、少し離れた所にポツンと1体の羅漢が横たわっているのを見つけました。よく見ると手足がもげており、直立することが出来ない状態です。首も一度切り落とされて付け直した跡があります。ただ、この羅漢像は眼光が鋭く、横たわりながらも1点をじっと見つめている姿がとても印象的だったので、困難に立ち向かって前を向くイメージを表現できないものかと、あれこれと構図を考えて撮影しました。タイトルの「堅忍不抜」とは「意志が強く、困難に屈することなく、じっと耐えて心を動かさないこと」という意味ですが、そこにこじつけるのは、ちょっと無理があったかもしれません。(^^;


二見興玉神社 夫婦岩
「二見興玉(ふたみおきたま)神社」は三重県伊勢市二見町江にあります。境内の磯合には夫婦(夫婦)岩と呼ばれる2つの岩があって、しめ縄で繋がれています。夏至の日前後になると夫婦岩の間から朝日が昇るらしいのですが、私が訪問したのは真逆の冬至の直後ですから望むべくもありません。しかも、雲の多い昼間という、とくに取り立てることのない時間帯に訪問したため、これでは普通に撮っても面白くないのは自明です。そこで何とか一工夫入れようとND1000とND16の2枚のフィルターを重ねて装着し、90秒の長時間露光で撮影しました。


寒濤
「神磯の鳥居」は茨城県大洗町の磯前(いそさき)神社にあります。岩礁の上に鳥居が立っていて、冬場はこの鳥居付近から朝陽が昇るため、人気の撮影スポットとなっています。この日も海岸には20人くらいのカメラマンが集結していたでしょうか。皆、鳥居の真ん中に太陽を納めたいようで1カ所に固まっていました。私は岩礁に打ち付ける荒波と鳥居を撮りたかったので、鳥居の左手前の岩礁の上にカメラを設置して、波が打ち寄せたタイミングでケーブルレリーズをパチリ。神々しい冬の海の写真を撮ることが出来ました。 惜しむらくはこの写真を撮影した場所は、鳥居に近づこうとした人が岩場から落ちて亡くなる事故が多発したために今では立ち入り禁止となっています。この構図の写真を二度と撮ることができなくなってしまったのは、何とも残念であります。


身延山久遠寺 妙法桜
「身延山久遠寺(みのぶやまくおんじ)」は山梨県南巨摩郡身延町にある日蓮宗の総本山です。ここには立派な枝垂れ桜が幾つかあるのですが、これはその中でもっとも有名な桜で「妙法桜」と呼ばれています。これだけの巨木にもかかわらず、支柱がないのが素晴らしいですね。この日は天候はイマイチ...


円覚寺 薬師如来立像
「円覚寺(えんがくじ)」は鎌倉市山ノ内にある寺院です。臨済宗円覚寺派の大本山であり、鎌倉五山第二位に列せられています。ここは「他の人の迷惑にならなければ三脚使用可」という、カメラマンに優しい寺院なので何度も訪問しています。本尊は宝冠釈迦如来坐像。その威風堂々とした姿は見てい...


鶴岡八幡宮 隠れ銀杏
「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」は、鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの神社として全国的に知名度が高い、鎌倉を代表する神社です。この神社は四季を問わず常に多くの参拝者で賑わっています。私がこの写真を撮ったのは2009年の晩秋です。境内の「隠れ銀杏」が黄葉したとの情報を得て、始...


愛宕念仏寺 千二百羅漢
「愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)」は、京都市右京区にある天台宗の寺院で、今から約1250年前に称徳天皇がここに寺院を建てたのが始まりです。その後は荒廃の一途をたどりましたが、1981年に仏師であり時の住職でもある西村公朝氏が「寺門興隆を祈念して境内を羅漢の石像で充満させたい...
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