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  • 執筆者の写真Tatsuo Muto

チャツボミゴケ公園



「チャツボミゴケ公園」は群馬県吾妻郡中之条町にあります。かつてこの地には鉄鉱石の鉱床があり、露天掘りによる採鉱が行われていました。その露天掘りの窪みに自生しているのがチャツボミゴケです。窪みから湧出する酸性泉は強酸性の水を好むチャツボミゴケに絶好の生育環境を与え、日本最大級のコロニーが形成されています。平成27年にラムサール条約に登録され、平成29年には国の天然記念物にも指定されました。

 写真は「穴地獄」と呼ばれる、チャツボミゴケが最も群生している場所で撮りました。ただ苔の群生を撮っても散漫になると思い、鉱泉らしいい色彩の水の流れを探して苔のバランスをとりながら構図を決めました。決して美しい風景ではないですが、印象的な1枚を撮ることが出来ました。

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