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  • 執筆者の写真Tatsuo Muto

春の野を行く


「小湊鐵道」は千葉県市原市の五井駅から夷隅郡大多喜町の上総中野駅までを結ぶ全長39.1kmのローカル線です。上の写真は沿線にある「石神の菜の花畑」の仲春の一コマです。この菜の花畑は10年ほど前より休耕田が荒れるのを防ぐために菜の花を植えたのが始まりで、今では小湊鐡道を代表する風景として、春になると多くのカメラマンで賑わいます。ところが、2019年から菜の花の生育状況が極端に悪くなり、土壌の改良が必要になりました。それに加えて菜の花畑を支えている地元のボランティアの方々の高齢化もあり、一時は存続が危ぶまれたそうです。その後、募金を募り、何とか存続する流れが出来たようですが、地元の方々の努力には本当に頭が下がる思いです。

 なお、大変残念なことなのですが、写真上部の桜の枝は台風による強風で半分ほどが折れて失われており、今となってはこの構図の写真は撮ることが出来なくなってしまいました。

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